毎日の聖書10月21日〜
おざく台教会毎日の聖書 10月21日~
1日1章の聖書通読を用意しました。短い励ましの言葉と、それに沿った聖書から神様の言葉を添えました。みなさまの毎日の祝福を祈りつつ。
10月21日(月)創世記3章
9節「神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。『あなたは、どこにいるのか。』」
罪を犯した人間に対して、神が最初にしたのは、叱責でも、処罰でもなく、探し求めることでした。何度でも語りかけ、最後にはあなたを取り戻すために、御子キリストをこの世界に、十字架に、送られました。
たとえあなたの毎日に罪や失敗があったとしても、御顔を避けないでください。あなたが弱く罪深いことなど神は百も承知で、いつでも愛しあなたを求め、手を伸ばし続けてくださるのです。
「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。」ヤコブ4章8節
10月22日(火)創世記4章
6~7節「そこで、主は、カインに仰せられた。『なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。』あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行なっていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」
ギリシャ語で「人」は「顔を上げる者」という言葉です。顔を伏せた兄カインが人間性を失い、弟アベルを殺したことを考えると象徴的です。私達の内側にある罪を治める道は、ただただ天を、神を、キリストを見上げることです。顔と心を天に、神を見上げて、神に素晴らしく造られた人間らしく、今日一日を過ごしてみてください。
「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。 私の助けは、天地を造られた主から来る。」詩篇121篇1~2節
10月23日(水)創世記5章
24節「エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。」
エノクの生涯は、他者の半分以下。しかしエノクは不幸だったのではなく、「神とともに歩んだ」のであり、苦しみと悲しみの多かった時代にそれらからの解放として、神の臨在へと引き上げられたとも理解されています。あなたの毎日において、「神とともに歩む」とはどういうことですか?
「イスラエルよ。今、あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、主を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くしてあなたの神、主に仕え、」申命記10章12節
10月24日(木)創世記6章
9節「これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。」
地上に悪がはびこった時代、助けてくれる教会も導きとなる聖書もない時代、それでもノアは流されず、「正しい人、全き人、主の心にかなっていた」と言われました。今日も周囲に流されず「神とともに歩む」ことを考え実践してみてください。
「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」ローマ12章2節
10月25日(金)創世記7章
23節「うして、主は地上のすべての生き物を、人をはじめ、動物、はうもの、空の鳥に至るまで消し去った。それらは、地から消し去られた。ただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残った。」
ペテロは箱舟の出来事は、洗礼(バプテスマ)を表す予型だと説明します(Ⅰペテロ3:20~21)。私達はノアのような正し人ではありませんが、キリストの差し出す手を取り、洗礼を受け、救われました。今度は他の人をも、キリストへと、洗礼へと、救いへと招くのです。あなたの周りの人のために、祈る一日としてみてください。
「わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」マタイ5章44節
10月26日(土)創世記8章
1節「神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられた。それで、神が地の上に風を吹き過ぎさせると、水は引き始めた。」
神は歴史を通し、地を裁き、民を裁かれてきました。同時に、いつもご自身が創造された世界と、人とを心に留めている方です。神をただ厳しく恐ろしい方として怯えてはいませんか?神はいつも私達を愛し覚えておられます。
「人とは何者なのでしょう。あなたがこれを尊び、これに御心を留められるとは。」ヨブ7章17節
10月27日(日)創世記9章
2節「野の獣、空の鳥、――地の上を動くすべてのもの――それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。」
創世記1章で神から任された、地上を御心にそって管理するという務めを人は失敗しました。しかし、神はあの時と同じように再び人に地を任せられます。神は人を信じ期待しているのです。あなたはこの地で神から何を任されていますか?
「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」マタイ28章19~20節