毎日の聖書5月20日〜

おざく台教会毎日の聖書 5月20日~

 

1日1章の聖書通読を用意しました。短い励ましの言葉と、それに沿った聖書から神様の言葉を添えました。みなさまの毎日の祝福を祈りつつ。

5月20日(月)使徒の働き20章
35節「このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」

 

福音書以外でキリストの言葉が記されている珍しい箇所です。人間的に見れば損と苦労ばかりのパウロは、他の弟子たちは、誰より、神のあり方を捨て人間と同じようになり十字架の死にまでかかったキリストは、不平不満ばかりだったでしょうか?それとも困難中でも、確かな幸いを感じていたのでしょうか。

『受けるよりも与えるほうが幸いである。』これが私たち自身の深いところから出る言葉となりますように。

5月21日(火)使徒の働き21章
13節「「あなたがたは、泣いたり、私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は、主イエスの御名のためなら、エルサレムで縛られることばかりでえなく、死ぬことさえも覚悟しています」

人は自分にとって重要と考えることのためなら、時間も財産も、いのちさへも惜しみません。苦しみにも耐えられます。あなたにとって、主イエスの御名の価値はどれほどですか?この御名こそ私たちの救い。決して手放してはならない宝なのです。

5月22日(水)使徒の働き22章
16節「さあ、なぜためらっているのですか。立ちなさい。その御名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』」

C.S.ルイスの名著『悪魔の手紙』で先輩悪魔が後輩に伝授した信仰者への最も有効な攻撃。それは迫害でも誘惑でもなく、時間的な妥協です。今ではない、また今度、またいつか、それが信仰を停滞・衰退させるというのです。あなたは、信仰において大切な一歩を踏み出せずにいる事柄はありますか?「さあ、なぜためらっているのですか」

5月23日(木)使徒の働き23章
11節「その夜、主がパウロのそばに立って、『勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。』と言われた。」

 

パウロは多くの苦しみを通してローマまで導かれ、ローマの権力者達の前で証しました。私たちも苦しみを通して神の最善へと導かれました。神はわたしたちの「そばに立って」励ましてくださいます。私たちも、私たちそれぞれの「ローマ」を目指して、勇気を出して進みましょう。

5月24日(金)使徒の働き24章

23節「そして百人隊長に、パウロを監禁するように命じたが、ある程度の自由を与え、友人たちが世話をすることを許した。」

 

パウロは拘置され囚人となりますが、自分を殺そうとするユダヤ人から守られ、教会の兄弟たちと自由に会うことができました。手紙を記し、人々を教え、励ましました。神様はすべてのことを益とする(ローマ8:28)ことができるのです。

5月25日(土)使徒の働き25章

27節「囚人を送るのに、その訴えの個条を示さないのは理に合わないと思うのです。」

 

訴える正当な根拠はなかったのに、パウロは二年間以上拘置されました。不条理で不幸な出来ことです。 しかし、パウロは正当に訴えつつも、道理が通らないような状況の中でも、神様の導きに期待して耐え忍びました。

忍耐、あまりしたくはないですが、そのような期間を経ることも、必要なのかもしれません。神様は必ず良くしてくださいます。

5月26日(日)使徒の働き26章

28節「するとアグリッパはパウロに、「あなたは、わずかなことばで、私をキリスト者にしようとしている」と言った。」

 

パウロは囚人となりました。人間的には、耐え難いような屈辱です。しかし、囚人となったからこそ、ローマの総督やユダヤ王の前で、(そして伝承によればローマ皇帝へ)、福音を証することができました。神様はピンチをチャンスに変える方なのです。

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