毎日の聖書12月25日〜

おざく台教会毎日の聖書 12月25日~

 

1日1章の聖書通読を用意しました。短い励ましの言葉と、それに沿った聖書から神様の言葉を添えました。みなさまの毎日の祝福を祈りつつ。

 

 

12月25日(月)ミカ書5章  

7節「そのとき、ヤコブの残りの者は、多くの国々の民のただ中で、主から降りる露、青草に降り注ぐ夕立のようだ。彼らは人に望みをおかず、人の子らに期待をかけない。

 残りの者とは、旧約聖書の大切な言葉です。周囲の堕落や、様々な困難な中でも神を見失わず、信頼し続けた者のことです。そして、神はそのわずかな者達を通して、善い御業をなしてくださいます。

 そして、このクリスマスに生まれたキリストを信じた私たちもまた、残りの者です。困難な時こそ、諦めず、流されず、いよいよ神を見上げ、誠実を尽くして歩んでください。

 

 

12月26日(火)ミカ書6章

8節「主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。」

 神があなたに求めておられることは何でしょうか?礼拝厳守?組織への貢献?献金?いえ、それら、宗教行為ではないのです。ただ、あなたが神と人を愛し、キリストの御姿に倣って歩むことなのです。あなたの毎日が、あなたの一挙手一投足が神への礼拝、神の喜びとなるのです(ローマ12:1~2)。

 

 

12月27日(水)ミカ書7章

18節「あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。あなたは、咎を赦し、ご自分のものである残りの者のために、そむきの罪を見過ごされ、怒りをいつまでも持ち続けず、いつくしみを喜ばれるからです。

 罪を罰するだけの神ならいます。罪という概念もない宗教もあります。しかし、罪を示しつつ、私達の罪のために神自らが十字架にかかる・・そのような愛と義と赦しの方は他にはいないのです私たちの神は、完全に正しくありながらも、無限に赦し、慈しみ、愛する神です。

 

 

12月28日(木)ナホム書1章

7節「主はいつくしみ深く、苦難の日の砦。ご自分に身を避ける者を知っていてくださる。」

 あなたは苦難の時に何に身を避けますか?閉じた部屋?趣味や娯楽?お酒?それらは気晴らしや満足につながり有益ではありますので、賢く取り入れたら良いと思います。けれども、あくまで一時的なものでもあり、あなたを守り生かす砦とはなりえません。時間をとり、あなたの苦難をいつくしみ深い神に打ち明けてみてください。

 

 

12月29日(金)ナホム書2章

8節「ニネベは水の流れ出る池のようだ。みな逃げ出して、「止まれ、立ち止まれ」と言っても、だれも振り返りもしない。

 二ネベはアッシリアの首都、世界中が恐れる大国でした。そのニネベですら、神が立ち向かう(13節)と滅びるのです。あなたは今年一年、何を恐れ影響されてきましたか?それらは神の前には立ち得ないのです。私達が他の何でもなく、神様に影響されることができますように。

 

 

 

2月30日(土)ナホム書3章

16節「あなたの商人を天の星より多くしても、ばったがこれを襲って飛び去る。

 「これがあれば私は大丈夫!」と思っているもの(財産・立場・知識・権力・所有物など)はありますか?アッシリアの王(18節)は私達よりはるかに多く持っていたでしょう。けれど、決して大丈夫ではなかったのです。逆に、キリストこそが私達の揺るぎない支えとなるのです。私達が神様を頼りにできますように。

 

 

12月31日(日)ハバクク書1章

11節「自分の力を自分の神とする者は罰せられる。」

 この一年、「自分の力を神とする者」が、他者の権利を侵害し、他国を蹂躙するのを、私達は報道でたくさん目にしてきました。人の心はたくさんの偶像を生み出す工場のようだ、と宗教改革者カルヴァンは述べました。その中で最も根深く恐ろしい偶像は自分自身です。

 一方で、私達は神様のような愛と憐れみには欠けています。報道で見る、権力者たちと、私達とは、もしかしたら、それほど違わないのかもしれません。恵みの神様を、慈しみ深いイエス様を、神として、来年も歩むことが出来ますように。

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