毎日の聖書7月17日〜23日

おざく台教会毎日の聖書　７月17日～

１日１章の聖書通読を用意しました。短い励ましの言葉と、それに沿った聖書から神様の言葉を添えました。みなさまの毎日の祝福を祈りつつ。

７月１７日（月）イザヤ書５８章

６〜８節「飢わたしの好む断食は、これではないか。悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、しいたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか。 飢えた者にはあなたのパンを分け与え、家のない貧しい人々を家に入れ、裸の人を見て、これを着せ、あなたの肉親の世話をすることではないか。 そのとき、暁のようにあなたの光がさしいで、あなたの傷はすみやかにいやされる。あなたの義はあなたの前に進み、主の栄光が、あなたのしんがりとなられる。」
　神の私達への願いは、立派な宗教行為でもなく、豊富な聖書知識でもなく・・必要を抱えた人と共に痛み、憐みを表すことでした。キリストはあなたを憐み、ご自身のいのちをくださいました。あなたはどう応えましょうか？

７月１８日（火）イザヤ書５９章

１〜２節「見よ。主の御手が短くて救えないのではない。その耳が遠くて、聞こえないのではない。 あなたがたの咎が、あなたがたと、あなたがたの罪が御顔を隠させ、聞いてくださらないようにしたのだ。」
　罪は私達を神から引き離します。ダビデ王が最初は小さな罪を犯し、神から心が離れていき、やがては恐ろしい殺人を犯したように、罪の行為自体も良いことではありませんが、より危険なのは罪の状態（神から離れた心と魂）を放っておくことです。神は私達の告白を喜び豊かに赦してくださいます（第一ヨハネ1：9）。日々罪を告白し、赦され、神につながりつつ歩みましょう。

７月１９日（水）イザヤ書６０章

１〜２節「起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。 見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。」

　自分が力ない信仰者だと諦めていませんか？確かに私達はキリストのようではありません。しかし、月が太陽の光を反射し、夜道を照らすように、私達もキリストの光を受け、この世界の闇を少しでも明るくすることができるのです。キリストゆえに、誰かの足元を照らせるのです。

７月２０日（木）イザヤ書６１章

３節「シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、悲しみの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。彼らは、義の樫の木、栄光を現す主の植木と呼ばれよう。」

　61章で描かれるのヨベルの年（レビ25：8～）は、本来は今までの負債から免除される日ですが、同時に、キリストによる罪と死からの解放を表しています。私達はもうすでに、罪、死、悪、恐れ、怒り、恨み、妬み、から自由なのです！キリストの解放の御業を讃え歌う祈りをささげてみてください。

７月２１日（金）イザヤ書６２章

１〜２節「シオンのために、わたしは黙っていない。エルサレムのために、黙りこまない。その義が朝日のように光を放ち、その救いが、たいまつのように燃えるまでは。 そのとき、国々はあなたの義を見、すべての王があなたの栄光を見る。あなたは、主の口が名づける新しい名で呼ばれよう。」
　あなたは自分自身をどのような存在だと見ていますか？人はあなたをどのように言いますか？あなたは復活のキリストのゆえに、罪人でなく義人です。奴隷でなく神の子、異邦人でなく神の民、価値なき者で

なく高価な者、見捨てられた者でなく愛された者です。あなたも新しい名で日々自分を呼んでください。

７月２２日（土）イザヤ書６３章

１５節「どうか、天から見おろし、聖なる輝かしい御住まいからご覧ください。あなたの熱心と、力あるみわざは、どこにあるでしょう。私へのあなたのたぎる思いとあわれみを、あなたは押えておられるのですか。」

　神様この世界の悲惨な状況に介入してください！戦争中も、疫病の時代も、いえ、いつの世でもこれは人間の願いです。この祈りに応え、キリストはこの地に来られました。そして、今日も、地においても、神様は働いてくださっています。私たちも、この世界に、愛と憐れみの神が介入してくださるように、とりなして祈りたいのです。

７月２３日（日）イザヤ書６４章

５節「あなたは迎えてくださいます。喜んで正義を行う者、あなたの道を歩み、あなたを忘れない者を。ああ、あなたは怒られました。私たちは昔から罪を犯し続けています。それでも私たちは救われるでしょうか。」

　私達一人一人の内側には、喜んで正義を行う者がいます。同時に罪を犯し続ける者が住んでいます。人間の内側には、神に造られた良い性質と、罪に歪んだ性質が同時にあるのです。それでも、神は私たちを罪に汚れていると切り捨てず、憐れみ、尊び、喜び、お救いくださるのです。

　ではあなたは、自分を、他の人をどう理解しましょうか？その人の、弱さ、欠け、足りなさだけを見て、切り捨てていませんか？神が創造してくださったその人の良い面にも、目を注いでみてください。