毎日の聖書9月19日〜

おざく台教会毎日の聖書 9月19日~

1日1章の聖書通読を用意しました。1日1章を読んでみてください。お手元に聖書がない方は、その日の冒頭に載せた一文だけで大丈夫です。みなさまの毎日の祝福を祈りつつ。

9月19日(月)ヨブ記22章

21節「さあ、あなたは神と和らぎ、平和を得よ。そうすればあなたに幸いが来よう。」

 友人の21~30節の言葉は、素晴らしい説教に聞こえます。しかし、ヨブには響きません。神からも後でとがめられています。それは、彼らの言葉が、愛や憐みからではなく、高慢により偏った見方でから語られ、ヨブを苦しめたからです。私たちが誰かに語るその動機は何でしょうか?それは言葉や口調に影響し、誰かを生かしたりも、苦しめたりもするのです。

 

いっさいのことを愛をもって行いなさい。」コリント人への手紙第一16章14節

9月20日(火)ヨブ記23章

4節「私は御前に訴えを並べたて、ことばの限り討論したい。」

 ヨブには知識の欠如や高ぶりもあったかもしれませんが、神に向かう心がありました。一方で友人達は正論を語りますが、天を見上げてはいませんでした。愚かでも、無知でも、罪深くても、神を見上げ、神に叫びつつ歩んでください。神はしっかりとあなたに向き合い応えてくださいます。

 

「『さあ、来たれ。論じ合おう』と主は仰せられる。『たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。 』」イザヤ書1章18節

9月21日(水):ヨブ記24章

2節「ある者は地境を動かし、群れを奪い取ってこれを飼い」

 なぜ善人が苦しむのか?(そして悪人が栄えるのか?)、これがヨブ記のテーマです。確かに、悪が栄え、善が苦しみ、神がそれを放置しているかのように見える現実があります。ヨブはその疑問を大胆に神にぶつけています。そこに様々な応えが提示されるのですが、ヨブにとって何より大切なのは答え以上に、神と語り合うプロセスそのものでした。あなたは、疑問に思うこと、納得がいかないこと、神に訴えたいことはありますか?あなた自身がヨブのように神にたずねてみてください。

主よ。あなたの耳を傾けて、私に答えてください。私は悩み、そして貧しいのです。 」詩篇86篇1節

主は、私に耳を傾けられるので、私は生きるかぎり主を呼び求めよう。」詩篇116篇2節

9月22日(木)ヨブ記25章

4節「人はどうして神の前に正しくありえようか。女から生まれた者が、どうしてきよくありえようか。」

 「義人はいない、ひとりもいない。」(ローマ3:10)とあるように、ヨブの友人達は正解を、正論を語ります。しかし、彼ら自身は、自分や自分の言葉が、神の前に正しいと勘違いし、その真理に反していました。

 彼らからヨブへの語りかけを聞くべきは、まず彼ら自身でした。あなたは人に指摘する言葉を口に出す前にまず自分自身に語り、問い直す人であってください。

私たちは、舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、神にかたどって造られた人をのろいます。賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません。」ヤコブの手紙3章9〜10節

9月23日(金)ヨブ記26章

2節「あなたは無力な者をどのようにして助けたのか。力のない腕をどのようにして救ったのか。」

 私達は、人の力や知恵、支えとなりたいと願います。しかし、時に人を助けるどころか余計に苦しめるヨブの友人のようになります。私たちに謙遜さが、キリストの慈しみの心が、天の父よりの知恵が与えられるように、まず祈ってみてください。

 あなたの周囲に苦しんでいる人はいますか?その人のために熱心に祈ってみてください。そして、許されるならば、神がその人のために、あなたを用いてくださるように、祈ってみてください。祈りから始めるなら、私たちはヨブの友人達の過ちを避けられるのです。

べての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい 」エペソ人への手紙6章18節

9月24日(土)ヨブ記27章

1節「ヨブはまた、自分の格言を取り上げて言った。」

 上から諭し責めるような友人との議論は、ヨブを苦しめ、落ち込ませ、次第に謙遜なヨブを、頑なにさせてしまいました。私たちも、上から目線で関わるなら、新たなヨブを生み出してしまいます。(もちろん家庭、職場、学校など、日常の場では時にしっかりとした指導も必要ですが、ヨブのように痛みを抱えた人には、相応しい関わり方があるのです。)

 一方で、キリストは、横から、時に下から関わり、出会った人々は癒やされていきました。あなたの周りでヨブのような人はいますか?あなたはは、どのようにその人に仕えましょうか?

あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」ヨハネの福音書13章34節

9月25日(日)ヨブ記28章

28節「こうして、神は、人に仰せられた。『見よ。主を恐れること、これが知恵である。悪から離れることは悟りである。」

 箴言でも、恵みとまことによって、咎は赦され、主を恐れることによって、人は悪を離れる。』(箴言16:6)とあるように、これは聖書で繰り返される大原則です。しかし「言うは易し、行うは難し」です。私たちは、この大切な知恵の言葉を今日一日、どのように実践しましょうか?

みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。」ヤコブ1章22節

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