毎日の聖書12月19〜25日

おざく台教会毎日の聖書 12月19日~12月25日

1日1章、聖書を読んでみてください。その日の冒頭に載せた一文だけでも大丈夫です。

12月19日(月)詩篇71篇

15節「私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知ってはおりませんが。」

 以前、疑惑のあった総理と深く結びついた検事長の定年延長問題で芸能人や若者が反対の声を上げました。その時に「何も知らないくせに」「勉強してからものを言え」という批判もありました。為政者にとって、人々に声を上げられては困るのです。そして、悪魔もまた、私達が沈黙していることを望みます。

「私は何も知らないから」「私が話しても・・」そのような考えは本当に神様の望みでしょうか?大海のほんの一滴でも、あなたは神を知っているのですから、あなたは自分の言葉で神の恵みを語って良いのです。

「みことばを宣伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。」(第2テモテ4:2)

 

12月20日(火)詩篇72篇

5節「彼らが、日と月の続くかぎり、代々にわたって、あなたを恐れますように。」

 この詩篇を歌ったソロモンは「主を恐れることは知識の初めである。」(箴言1:7)と語り、「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12:13)とも語ります。栄華を極めた王が、人類史上最も賢いと言われた賢人が、神を畏れることこそが何より大切だと説きます。 このソロモンの言葉に、あなたの今日一日で応えてみてください。

「あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。」(マタイ6:21)

 

12月21日(水)詩篇73篇

26節「この身とこの心とは尽き果てましょう。しかし神はとこしえに私の心の岩、私の分の土地です。」

 私達は無事にコロナ危機を乗り越えることを祈りましょう。しかし、同時に忘れないでいたいのは、この身体は永遠ではないということです。あと数十年もすれば、私達はみな必ず塵に帰ります。

 しかし、永遠のものがあるのです。永遠の神こそ、神の与えてくださる永遠のいのちこそ、私達にとっての自分の分の土地(つまりは宝)なのです。

「いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。 人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。」(マタイ16:25~26)

 

12月22日(木)詩篇74篇

16~17節「昼はあなたのもの、夜もまたあなたのもの。あなたは月と太陽とを備えられました。 あなたは地のすべての境を定め、夏と冬とを造られました。」

 伝染病や経済などこの世界の先行きに、あなたや家族などの将来に不安を覚えることはないでしょうか?しかし、忘れないでください。私たちが生きる世界は神が造られ、今も神の手の中にあります。この世界には神の許しなしには何一つ起こらないのです。一見難しい状況に置かれることもありますが、この世界を造られた方は、神の子である私たちに良くしてくださるのです。

「初めに、神が天と地を創造した。」(創世記1:1)

 

12月23日(金)詩篇75篇

2節「わたしが、定めの時を決め、わたしみずから公正にさばく。」

 神のさばきとは、人間の悪意や高慢が渦巻く世界への正義と公正の実現です。神の国(神の支配)の到来であり、平和の完成です。 優れた統治者がいればその地域は安定し潤うように、私達の心にも、私達の毎日にも、愛と憐みに満ちた統治者が必要です。まず私達自身の内側に神の支配を受け入れましょう。平和はそこから溢れ流れ出ます。

「御父は、私たちを暗闇の力から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」コロサイ1:13

 

12月24日(土)詩篇76篇

9節「神が、さばきのために、そして地上の貧しい者たちをみな、救うために、立ち上がられたそのときに。」    

 神のさばきとは、死後や魂の事柄だけではなく、この地上への正義の実現でもあります。神は痛む人、乏しい人、虐げられた人のために立ち上がり、キリストはこの人間の世界に、彼らのところへ来られました。私達の神は、痛む人や虐げられた人を放ってはおけず、立ち上がり、クリスマスに私たちのところに来てくださったのです。

 

「6 キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、7 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、8 自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまで従われました。』(ピリピ2:6〜8)

 

12月25日(日)詩篇77篇

11節「私は、主のみわざを思い起こそう。まことに、昔からのあなたの奇しいわざを思い起こそう。」

 7~10節のように、神に見捨てられたと感じることはありませんか?そんな時こそ、今日この賛歌のように神が今まであなたにしてくださったことを丁寧に数えてみてください。クリスマスに生まれてくださったことを、あなたのために十字架にかかってくださったことを。あなたは決して見捨ててられてはいないのです。

きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(ルカ2:11)

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