毎日の聖書11月14日〜

おざく台教会毎日の聖書 11月14日~20日

1日1章聖書を読んでみてください。お手元に旧約聖書がない方は、その日の冒頭に載せた一文だけで大丈夫です。

11月14日(月)詩篇36篇

10節「注いでください。あなたの恵みを、あなたを知る者に。」

 詩篇とは、讃美の歌詞であり、神への祈りの言葉です。悪・罪・不法が溢れる状況の中で、ダビデは神の恵みを祈り求めます。悩み、恐れ、疲れ果て、希望を失う時、この36篇を言葉にゆっくりと口に出し、祈ってみてください。

「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神

からの賜物です。」(エペソ2:8)

11月15日(火)詩篇37篇

24節「その人は倒れてもまっさかさまに倒されはしない。主がその手をささえておられるからだ。」

上手く出来ないのでは?失敗をするのでは?困難が自分を押しつぶすのでは?そう恐れてはいないでしょうか。神はあなたとともにおられ、倒れ伏しそうな時にも横であなたの腕をがっしりと支えてくれています。勇気を出して、神とともに今日一日もいってらっしゃい。

「主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」(ヘブル13:5)

 

11月16日(水)詩篇38篇

21節「私を見捨てないでください。主よ。わが神よ。私から遠く離れないでください。」

 数々の失敗を犯したダビデですが、彼にとって、神は罪人を罰する恐ろしい審判者でありませんでした。自分の罪深さに失望しつつも、憐れみ深い神にすがっています。神はどんな時も、決してあなたをお見捨てにはなりません。安心して両手を広げて待っている父なる神の胸に飛び込んでください。

「こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。」(ルカ15:20)

11月17日(木)詩篇39篇

7節「主よ。今、私は何を待ち望みましょう。私の望み、それはあなたです。」

 人間が必死で求める長寿も繁栄も、ダビデは虚しいものと知り、永遠で無限の神を望みとしました。あなたは何を望み、日々を生きていますか?神ご自身ですか?それとも別の何かでしょうか?

ハイデルベルグ信仰問答問1『生きるにも死ぬにも、あなたのただ一つの慰めは何ですか。』

答『わたしがわたし自身のものではなく、体も魂も、生きるにも死ぬにも、わたしの真実な救い主イエス・キリストのものであることです。』

「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。」 (第一ペテロ1:3)

11月18日(金)詩篇40篇

2節「私を滅びの穴から、泥沼から、引き上げてくださった。そして私の足を巌の上に置き、私の歩みを確かにされた。」

 あなたはどのような泥沼から、どのように神様によって引き上げられましたか?今日時間をとって、あなたの神との出会いを、あなたへの神の救いの業をゆっくりと思い返し、感謝の祈りを捧げてみてください。その時々で神があなたを助け救い出されたように、今日も明日も神はあなたを救い出してくださいます。

 

「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」(ルカ19:10)

11月19日(土)詩篇41篇

1節「幸いなことよ。弱っている者に心を配る人は。主はわざわいの日にその人を助け出される。」

 神様はもちろん全ての人を愛されます。しかし、イエス様がなさったように、弱い人、乏しい人、重荷を負っている人、片隅に追いやられた人をことさら尊びます。彼らに寄り添う人を喜び、彼らを虐げる人には怒りを燃やされます。さあ、あなたは今日、誰に寄り添いましょうか?

「あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。」(マタイ5:7)


11月20日(日)詩篇42篇

1節「鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神よ。私のたましいはあなたを慕いあえぎます。」

 有名な讃美歌のテーマにもなった箇所です。私は神を慕い求めているか?これは大切な問いです。しかしその前に、もっと大切なことがあります。あなたより先に神が、あなたを慕い求めているのです。神ご自身が、弱く有限な人間になってまで、あなたのところへ来たのです。キリストが十字架にかかってまで、あなたを罪と死から救い出そうとされたのです。あなたは神に慕い求められているのです。

「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。」(エレミヤ31:3)

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