今週の聖書の言葉(7月1日~7日)

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礼拝は日曜日10時半~
ZOOMでも、教会堂でも参加できます。教会への参加の方は人数に制限がありますので、土曜の夜12時までにお知らせください。

今週の聖書の言葉です。

7月1日(水)詩篇66篇
18節「もしも私の心にいだく不義があるなら、主は聞き入れてくださらない。」

私達は神を信じ、神の愛と赦しを体験しています。しかし「あなたがたの咎が、あなたがたと、あなたがたの神との仕切りとなり、あなたがたの罪が御顔を隠させ、聞いてくださらないようにしたのだ。」(イザヤ59:2)とあるように、自分の不義ゆえに神との交わりをしばしば断ってしまいます。だからこそ日々、瞬間瞬間悔い改めて(原意は「方向転換」)、神のほうを向きながら歩むのです。

「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」(Ⅰヨハネ1:9)

7月2日(木)詩篇67篇
1節「どうか、神が私たちをあわれみ、祝福し、み顔を私たちの上に照り輝かしてくださるように。セラ」

あなたはどのような表情で人に接していますか?人はあなたにどのような表情で接してくれますか?
神は、その愛のまなざしを、優しい御顔を私達に向けてくださる方です。

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。 主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』 (民数記6:24~26)

7月3日(金)詩篇68篇
7~8節「よ。あなたが御民に先立って出て行かれ、荒れ地を進み行かれたとき、セラ 地は揺れ動き、天もまた神の御前に雨を降らせ、シナイもイスラエルの神であられる神の御前で震えました。」

職場に、仕事に、人間関係に、恐れや不安を感じていますか?私達の神は先立つ神です。あなたの職場に、学校に、あなたの今日一日に、神は先立って行かれます。あなたは力強い方の後をついて行けばいいのです。

「は、昼は、途上の彼らを導くため、雲の柱の中に、夜は、彼らを照らすため、火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた。彼らが昼も夜も進んで行くためであった。」(出エジプト13:21)

7月4日(土)詩篇69編
28節「彼らがいのちの書から消し去られ、正しい者と並べて、書きしるされることがありませんように。」

69篇は「呪いの詩篇」に分類されます。誰かの永遠の滅びを願うなど、かなり過激な部類とも言えます。しかし、神はそのような正直な祈りを許してくださいます。そして、私達の怒りや恨みを取り扱い、愛を示し、悪や復讐の道から私達を連れだしてくださるのです。だから安心して正直になってください。あなたの、怒りも、恨みも、嫉妬も、すべては人ではなく、神に向けるのです。

「『さあ、来たれ。論じ合おう』と主は仰せられる。『たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。』(イザヤ1:18)

7月5日(日)詩篇70篇
5節「私は、悩む者、貧しい者です。神よ。私のところに急いでください。あなたは私の助け、私を救う方。主よ。遅れないでください。」

これは神の助けを、今すぐに求めている祈りです。もう耐えきる余力が残されていないため、助けが遅れては困るのです。あなたの周りで緊急を要する助けを必要としている人はいませんか?どう祈りましょうか?その方のために何が出来るでしょうか?

「するとそこに、男たちが、中風をわずらっている人を、床のままで運んで来た。そして、何とかして家の中に運び込み、イエスの前に置こうとしていた。 しかし、大ぜい人がいて、どうにも病人を運び込む方法が見つからないので、屋上に上って屋根の瓦をはがし、そこから彼の寝床を、ちょうど人々の真中のイエスの前に、つり降ろした。 彼らの信仰を見て、イエスは『友よ。あなたの罪は赦されました。』と言われた。」(ルカ5:18~20)

7月6日(月)詩篇71篇
15節「私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知ってはおりませんが。」
少し前、検事長定年延長問題で芸能人や若者が反対の声を上げました。その時に「何も知らないくせに」「勉強してからものを言え」という批判もありました。為政者にとって、人々に声を上げられては困るのです。そして、悪魔もまた、私達が沈黙していることを望みます。
「私は何も知らないから」「私が話しても・・」そのような考えは本当に神様の望みでしょうか?大海のほんの一滴でも、あなたは神を知っているのですから、あなたは自分の言葉で神の恵みを語って良いのです。

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。」(第2テモテ4:2)

7月7日(火)詩篇72篇
5節「彼らが、日と月の続くかぎり、代々にわたって、あなたを恐れますように。」
この詩篇を歌ったソロモンは「主を恐れることは知識の初めである。」(箴言1:7)と語り、「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12:13)とも語ります。栄華を極めた王が、人類史上最も賢いと言われた賢人が、神を畏れることこそが何より大切だと説きます。
このソロモンの言葉に、あなたの今日一日で応えてみてください。

「あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。」(マタイ6:21)

7月8日(水)詩篇73篇
26節「この身とこの心とは尽き果てましょう。しかし神はとこしえに私の心の岩、私の分の土地です。」
私達は無事にコロナ危機を乗り越えることを祈りましょう。しかし、同時に忘れないでいたいのは、この身体は永遠ではないということです。あと数十年もすれば、私達はみな必ず塵に帰ります。
しかし、永遠のものがあるのです。永遠の神こそ、神の与えてくださる永遠のいのちこそ、私達にとっての自分の分の土地(つまりは宝)なのです。

「いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。 人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。」(マタイ16:25~26)

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