毎日の聖書5月6日〜

おざく台教会毎日の聖書 5月6日~

 

1日1章の聖書通読を用意しました。短い励ましの言葉と、それに沿った聖書から神様の言葉を添えました。みなさまの毎日の祝福を祈りつつ。

5月6日(月)使徒の働き6章
10節「彼が知恵と御霊によって語っていたので、それに対抗することができなかった。」

ステパノは、知恵と御霊によって語りました。言い換えるならば、神と心が結ばれながら、神の助けを受けて語ったとも、言えるでしょうか?

あなたは何によって、何に基づいて話していますか?自分の経験か、誰かの言葉か、何かの思想信条か、人間関係の処世術か・・・今日一日、神に頼りながら、神の愛に基づいているかを吟味しつつ、丁寧に一つ一つの言葉を口から出してみてください。

 

5月7日(火)使徒の働き7章
60節「そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。『主よ。この罪を彼らに負わせないでください。』こう言って、眠りについた。」
 死を前にしたステパノの言葉はまさに、十字火の上でのキリストの言葉でした。(『「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」』ルカ23章34節)通常ならば自分の弱さや醜さが出てしまうような最悪の状況の中でのステパノの姿は、キリストの姿にとてもよく似ていました。これは人の力でなく、聖霊(神)の働きです。同じ聖霊はあなたの内に住んでおられるのです。

 

5月8日(水)使徒の働き8章
4節「他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。」

迫害で住まいを追われ、地方へ逃れる・・・悲惨な状況の中ですが、信仰者たちは自分の不幸を、他の人の救いのチャンスへと変えました。

私たちの周囲で起こる喜べないような出来事も、人の視点でなく神の視点で見るならば、大切な意味が見つかるのかもしれません。

5月9日(木)使徒の働き9章
3節「道を進んで行って、ダマスコの近くまでとき、突然、天からの光が彼を巡り照らした。」

これはキリスト教の迫害者であったパウロ(サウロ)がキリストと出会い、会心を体験し、やがては使徒となっていく、彼の救いの証です。あなたはどのようにキリストと出会い、救われましたか?あなたの心に、日々に、人生にどのような変化が起こりましたか?時間をとって丁寧に思い返し、あなたに出会ってくださった神さまに感謝を祈ってみてください。

5月10日(金)使徒の働き10章
4節「あなたの祈りと施しは神の前に立ち上って、覚えられています。」

祈っても聞かれない・・誠実に生きても誰も認めてくれない、神に従う意味なんて・・そう思う時はこの神からの語りかけを聞いてみてください。神の耳はたえずあなたに傾けられ、神のまなざしはいつもあなたに注がれているのです。

 

5月11日(土)使徒の働き11章

20節「ところが、その中にキプロス人とクレネ人が幾人かいて、アンテオケに来てからはギリシャ人にも語りかけ、主イエスのことを宣べ伝えた。」

ここには、ペテロの名も、ヨハネの名も、どんな使徒たちの名前も出てきません。聖書に名が記されていない名も無き人々によって、異邦人への宣教が本格的にスタートしたのです。使徒たちははじめのきっかけにすぎません。世界にキリストの福音を告げ知らせたのは名も無き人々です。神は名も無き人々を、素晴らしいことに豊かに用いられるのです。そしてあなたのことも。

5月12日(日)使徒の働き12章
5節「こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。」

私たちの周りで、難しい状況に苦しんでいる人がいます。その人のために、十分な手助けが出来ず、もどかしさを感じることもあるでしょう。

それでも私達には祈りという選択肢があります。(人間的に見れば明暗が分かれたヤコブとペテロのように結果は神にゆだねつつも)その人のために、祈り続けたいのです。神は必ず応えてくださいます。

 

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