毎日の聖書12月5日〜

おざく台教会毎日の聖書 12月5日~12月11

1日1章、聖書を読んでみてください。その日の冒頭に載せた一文だけでも大丈夫です。

12月5日(月)詩篇57篇

3節「神は、天からの送りで、私を救われます。神は私を踏みつける者どもを、責めておられます。セラ 神は恵みとまことを送られるのです。」

この時ダビデは、サウル王から追われ、洞窟に隠れていました(Ⅰサムエル24章)。しかし、困難な現実の中でも、ダビデは「天」という言葉を繰り返します。まるで神がおられないかのように、神が無力かのように生きてはいませんか。文字通り目を、顔を、天に向け、神の助けを祈ってみてください。

「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。」(ヨハネ14:26)

 

12月6日(火)詩篇58篇

11節「まことに、正しい者には報いがある。まことに、さばく神が、地におられる。」

58篇は「呪いの詩篇」(の中でも穏やかな部類)に分類されます。ポイントは、神の裁きに期待している、という点です。正しい裁きは、人間ではなく、神が行うのです(ローマ12:19)。あなたは怒りや恨みに支配されず、神と人とに誠実を尽くしてください。

「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。』 もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。 悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」(ローマ12:19~21)

12月7日(水)詩篇59篇

17節「私の力、あなたに、私はほめ歌を歌います。神は私のとりで、私の恵みの神であられます。」

困難の際の、あなたの力は、頼りは何ですか?意志、経験、人材、経済力、などでしょうか?ダビデの力は神でした。神に信頼し、ダビデは何度も危機を乗り越えたのです。17節の言葉をあなたも神様に向けて告白してみてください。

「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。」(Ⅰコリント1:18)

12月8日(木)詩篇60篇

12節「神によって、私たちは力ある働きをします。神こそ、私たちの敵を踏みつけられる方です。」

 ダビデは才能があり魅力的な人物でした。しかし彼は、神の力によって働きました。あなたの今日一日に、神の力を祈り求めましょう。そして夜には、神の働きを数え、感謝の祈りを捧げてみてください。

「私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、 裸ですか、危険ですか、剣ですか。・・・ しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。(ローマ8:35,37)

12月9日(金)詩篇61篇

4節「私は、あなたの幕屋に、いつまでも住み、御翼の陰に、身を避けたいのです。セラ」

ダビデがサウルに追われていた嵐のような日々。しかし、どのような状況の中でも、神こそがダビデにとっての救いでした。私達にも、この嵐のような世界で、唯一平安のある場所があります。それは御翼の陰、神の懐(ふところ)です。祈りの中で天の父のもとへ歩いてください(ルカ15:20)。放蕩息子である私たちを、神は走り寄って抱きしめてくださいます。

 

「こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。」(ルカ15:20)


12月10日(土)詩篇62篇

8節「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は、われらの避け所である。セラ」

信頼する、神に身を避ける、とは具体的にどういうことでしょう?ある牧師は、問題ない、悩みなどない、と自分を偽るのをやめ、弱さも、悩も、否定的な考えも、正直に神の前に注ぎ出すこと、と教えてくれました。神の前で裸になれた時、私たちは本当の意味で神に信頼できるのかもしれません。そして、キリストとともに肩を組んで立ち上がるのです。

「私たちの大祭司(イエス・キリスト)は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。」(ヘブル4:15)

12月11日(日)詩篇63篇

6節「ああ、私は床の上であなたを思い出し、夜ふけて私はあなたを思います。」

夜は、人の頭や心が、思い煩いに支配されやすい時だそうです。嫌な出来事や、先への不安で頭がいっぱいな時は、神に心を向けてみてください。今日はどんな恵みがありましたか?3つ数え、感謝の祈りをしてから眠りについてみてください。

「もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、彼らにはともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは永遠に王である。」(黙示録22:5)

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